勉強してきました

堺市北区新金岡 永山歯科医院 院長の永山です

先週の日曜日に、大阪大学歯学部同窓会の学術講演会に出席して、以下のお話を勉強してきました。

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【講師】

・矢谷博文先生(大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座 クラウンブリッジ補綴学分野教授)

・木林博之先生(大阪大学大学院歯学研究科臨床教授 大阪大学歯学部附属歯科技工士学校非常勤講師)

・黒住琢磨先生(大阪市開業)

・大谷恭史先生(ワシントン大学招聘教授 米国補綴専門医 大阪大学大学院歯学研究科臨床准教授 北海道大学歯学部非常勤講師)

・高岡亮太先生(大阪大学歯学部附属病院医員)

【会場】 大阪大学歯学部記念会館

【講演内容】

支台築造、支台歯形成や印象採得などの各臨床ステップは補綴歯科治療には欠かせない基本的な手技であり、それらは歯科医療の長い 歴史の中で様々な研究や臨床的経験の結果、体系化されてきた。科学の発展により次々と新しい材料や機器が開発され、新技術が産まれつつあるが、それらは補綴歯科治療の根本を変えるような技術革新に繋がっている訳ではない。これまで先人たちが体系化してきた補綴歯科治療における基本的な知識や手技を無視して、最新技術頼りの補綴歯科治療を推し進めることで予期せぬ結果に繋がってしまうこともありうる。もう一度先人たちが築き上げてきた基本に立ち返り、十分に理解することで、最新の材料や技術を最大限に活用できるようになるのではないだろうか。そのためには、古典的な文献から最新の文献まで幅広く触れ、過去を踏まえた上で現在を理解することが非常に重要である。

本講演では、補綴歯科治療を成功に導くためにどのようにしてエビデンスに基づいた臨床的決断を下すのか、幅広い文献的知識及び考察に基づき、 失敗症例における根本的な原因を追求しながら解説していきたい。

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何のこっちゃ?、難しいことを勉強して来はってんなぁ… というのが読まれている方の正直な感想ではないでしょうか?

少しだけ解説しますと、まず「歯冠補綴(しかんほてつ)」とは、虫歯や怪我で失った歯の一部をいわゆる被せ物(クラウンやブリッジ)で修理することです。

日本補綴歯科学会HP 補綴歯科ってなに? 参照

そして、「Evidence-Based(エビデンスベースド)」 とは、科学的根拠に基づいた(治療)、という意味です。

エビデンス – Wikipedia 参照

私たちは何事をするにしても長年の経験や勘に頼ってしまいがちですが、医学においてはそうではなくて、論文を調べてできるだけ確実で信頼度の高い方法を選びましょう、という考え方です。

この「エビデンス」については、僕が大学で学んだ教室(歯科保存学)のモットーだったので自分にとっては馴染みが深いのですが、今になって振り返ると、自分の専門分野(虫歯と歯周病)における臨床、研究、教育の全てによく浸透していたように思います。

日本歯科保存学会HP 歯科保存とは 参照

 一方で、歯科補綴学(歯冠補綴、入れ歯やインプラントなどの欠損補綴も含まれる)においては、歯や口という体の中でもかなり複雑な部分における “ものづくり” を扱うために技術的な要素が大きく、上の講演内容にも記載されているような問題が起こりやすいため、開業医の立場でエビデンスを活かした診療を実践するのがなかなか難しいところがありました。

今回の講演内容は大学の専門の教室に所属する様々な立場の先生の話をまとめて聞くことができるので、普段から感じているモヤモヤを解消することができる良い機会かなと思い、久しぶりに参加しました。

結果的には、歯冠補綴のエビデンスを学ぶことで、普段の診療の精度を上げるヒントをたくさん見つけることができましたし、自分の知識と技術と経験の再確認もできたので、とても良い勉強になりました。

また、同級生の先生の近況や、以前に臨床実習で指導した先生がもう10年目になり、保存を大切にしながら補綴の臨床を頑張っている成長した姿を知ることができて、とても良い刺激をもらいました。

このような学びを活かして患者さんに還元できるように、明日からもまた頑張ろうと思いました!

 

【追記】

先日、大阪労災病院に行ったときにモニターに写し出されていた患者さん向けのスライドを見ていると、「がんの治療法」についてわかりやすく説明されていました。

その中に出てきていたのですが、がんの三大治療である外科治療(手術)、化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療において、現在では部位や進行度に応じて「標準治療」という科学的根拠に基づいたガイドラインに則って術式や薬剤の種類と投与量を決める治療法がスタンダードになっています。

標準治療 – 国立がん研究センター 参照

治療法を考える – 国立がん研究センター 参照

標準治療って何? – 中外製薬 参照

この科学的根拠=エビデンスであり、「標準治療」は研究成果(基礎研究と臨床試験)や過去の臨床成績(統計学)により検証されたそのときの最善・最良の治療法とされています。

そして、日本は国民皆保険制度であり、「標準治療」については医療費が高額になっても限度額適用認定が使えるため、患者さんの自己負担は限度額内で済むようになっています。

高額療養費 – 全国健康保険協会 協会けんぽ 参照

一方で、最先端の治療(先進医療)についてはまだ検証が十分ではないので治験という形で行われていて、治療費は保険適用外となり高額になる傾向があります。

具体的には、外科治療においてはロボット手術、化学療法においては遺伝子検査(診断)と分子標的治療薬(最新の抗がん剤)、放射線治療においては陽子線・重粒子線治療、などが開発・普及されてきていて、従来の治療法では治すことができなかったような状態でもより良い状態に持ち込んだり、結果的に寿命を伸ばしたりすることも可能になってきています。

がんの分子標的薬 – キャンサーネットジャパン 参照

そして、新しい科学的根拠(エビデンス)を確立してより優れた治療法や新薬を開発するために、多くの関係者(医師や研究者)が日夜努力をしています。

なので、エビデンスを活用(応用)するためには、過去から現在、そして未来までを俯瞰できる視点を持つ必要があるので、休日にもかかわらずわざわざ勉強に行ってきたという訳です(講師の先生方もお忙しい中で休日に講演会を開催して下さっている訳で、本当に頭が下がりますm(__)m)。

また、講義の中でもたくさんの良い治療法やすばらしい症例が出てきていましたが、歯科の臨床においては技術的な要素が大きいこともあり最善・最良の治療法については保険外治療になることが多い(一方で、検証が不十分なこともあるので、その部分の注意は必要です)ので、医療が進んできて情報化社会になってきた今だからこそ、エビデンスを患者さんにわかりやすく伝えながら、保険診療(=標準治療)と保険外治療(=先進医療)についての説明を十分にして、納得された上で治療法を選んでもらうようにしていかないといけないなぁ、とも感じました。(逆に言うと、患者さんが先生におまかせではなくて自分自身で考えて選ばなければならない時代になってきているということ)

実際のところは、以前に書いた「専門医」のときの話と同様で難しい部分がたくさんあるのですが、自分のできる範囲で結果を出していけるように、これまでに身につけてきた臨床と研究の知識と技術と経験を活かして努力していこうと思いました!

 

【追追記】

さらに先日、用事があって大学に行ったのですが、ついでに専門書を大人買いしたり(爆)、教授の先生と話をしたり、読みたかった論文を検索して入手したりして、自主的に「エビデンス」の強化に励んできました。

大学に勤務しているときにはどれも当り前のことで何とも思わなかったですが、開業医になってみて改めて恵まれた良い環境で勉強することができていたんだなぁ、と思いました。

このように「エビデンス」と一括りに言ってはいますが、いろんな種類があることがおわかりになられましたでしょうか?

突き詰めていくといろんなことが見えてくるので、一生勉強に終わりはありません。

これからも積極的に自己研鑽に取り組んで、より良い医療が提供できるように精進していきます!

大掃除で気づいたこと

堺市北区新金岡 永山歯科医院 院長の永山です

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

 

昨年末も大掃除をして1年が無事終了していきました。

その中で気づいたことがあったので、今回はそのことについて書きます。

 

Bench

受付の待合にある長椅子です。

開院して3年半が経ったので、おそらく汚れが蓄積しているのでしょう。

写真ではわかりにくいですが、よく見るとやや黒ずんでいるように思いました。

そこで、ワックスとスポンジでゴシゴシ磨いて汚れを落としてみました。

いつもとは種類の違う肉体労働だったのでかなり大変でしたが、おかげで「こんなに汚れていたんだなぁ・・・」と思うぐらいきれいになりました。

さすがに多少の傷みやどうしてもとれない汚れは残りましたが、「これくらいならまだしばらくは使えるかな、どこまで持たせれるか見てみよう」と思えるようになりました。

 

最近は電化製品でも、以前は普通だった日本製が少なくなってきているせいでしょうか、それほど使っていないのにどこかに不具合が起きて修理や買い換えになることが多いような気がします。

また衣料品でも、ファストファッションが広まって、それなりの品質のものが安価で手に入る時代になっています。

(先程の長椅子も普通のものですし、僕も私服では〇ニクロを愛用しているので、あまり偉そうなことは言えませんが・・・)

でも、個人的にはどんなものであっても長く大事に使いたいと思うタチなので、どちらかというと “安かろう悪かろう” のモノを使い回すのは避けたいですし、また結果的に早くダメになってしまうから “安かろう悪かろう” と評価されてしまうのではないか、とも思います。

時代の流れなので仕方がない部分もありますが、MOTTAINAI(2004年に環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんが提唱した日本語)の精神を大切に持って、様々なことに取り組んでいきたいと思いました!

 MOTTAINAI

 

そんなことを考えながら大掃除をしていたのですが、ちょうどMOTTAINAIの精神を実践?していた例があったので、ご紹介させて頂きます。

このブログでもたびたび登場している観葉植物です。

 

dracena2

まずひとつめは、受付の奥にある幸福の木(ドラセナ)です。

開院当初は観葉植物の育て方がよくわかっていなかったので、3本ともすぐに枯れていきました。

患者さんに水やりや手入れの仕方を教わって毎日一生懸命世話をしましたが、残念ながら3本のうち2本は枯れてしまいました。

現在は何とか復活した1本と、何故か土から生えてきたもう1本?(あるいは枯れた2本の根が生き残っていた?)が元気に育っていて、何とかまだ育てることができています。

 

そしてもうひとつは、入り口の左側にあるサンスベリアです。

先程書いた長椅子の写真にある木ですが、実は一度転倒して植え替えています。

いずれも開院時に頂いたもので思い入れがあったので、何とかしてもたそうとして近所のお花屋さん(https://www.dot-plusflower.jp/)にお願いしてうまく復活させてもらいました。

ちなみに、枯れかけた幸福の木(ドラセナ)の隣にある木と次の写真のゴムの木はここのお店で買いました。

元々、ライダーで温泉好きで山好きで自然好きなので、あるものも大切に育てながら、少しづつ観葉植物を増やしていくことできればいいなぁ・・・と夢見ています。

Rubber tree

 

 

このようなMOTTAINAIの精神は、歯を大事に使ったり、健康に気をつけたりすることにも通じるのではないかとも思います。

悪くなっても歯は二度と生えてはきませんし、身体も病気や怪我で悪くなってしまった部分は元には戻りません。

修理をしたり薬を飲みながら折り合いをつけて、うまくつきあっていくしかありません。

(このあたりがダメになったらすぐに新品に買い換えることができるファスト〇〇とは違うところです)

悪くなる前に早めに手を打つ(早期発見・早期治療)、そしてできるだけその状態を長く維持する(メンテナンス)、そしてそもそもそのようにならないように普段から気をつけておく(予防)ことが、全てに通じる幸せへの道ということに気がつきました。

患者さんと良い関係が築けるように、大変ですが今年も頑張っていきます!

 

 

専門医の難しさ

堺市北区新金岡 永山歯科医院 院長の永山です

最近、インターネットで検索して来院される患者さんがおられます。

患者さんに伺ったキーワードをパソコンに入力して調べてみても、当院の名前はあまり出てきません。。。

余程お困りになられてあちこち調べて来られたのでしょうか。。。

できるだけご期待に応えれるように診察に臨むように心がけていますが、一方で、普通の患者さんとは異なりそのような患者さんならではの難しさもあります。

患者さんのお困りごとは人それぞれ様々ですし、ここでその全てを書くことはできませんが、こういうことがあるんですよということを知って頂ければと思います。

 

当院では特に、「根の治療を診てほしい」、「痛みが取れない」と言って来られる患者さんの割合が多いような気がします。

その訴え自体は大学時代から専門外来でよく対応していたので、経験的にある程度の原因を推測することは可能です。

しかしながら、その後の対応については、大学時代には経験しなかったことも含めて、難しさを感じることも多々あります。

 

一つは、大学病院と個人病院との違いです。

大学病院では専門外来に分かれているため、紹介で来られた患者さんの歯を診察した結果、状態が悪くて残すことができないと診断すると自分の担当は終了でした。

そのあとは歯を抜く専門の科に紹介して抜歯してもらい、その後被せ物が専門の科に行ってブリッジや入れ歯、インプラントなどを入れて咬めるようにしてもらっていました。

なので、当時はあまりよくわかっていませんでしたが、専門医としての治療に集中して取り組める環境でした。

また今になって考えると、患者さんも大学病院の先生に説明されて、ようやく納得してもらえるということも多かったように思います。

一方で、個人病院では全ての治療を一人の先生が受け持つため、難しい治療であっても全て自分で何とかして対応しなければなりませんし、その事情や治療結果を患者さんに説明してもなかなか受け入れてもらえないということも起こります。

よって、普通の患者さんを診察する中で難しい根の治療や痛みの治療を行うのは、とても困難であることがこの3年間でわかりました。

 

欧米では大学病院だけでなく個人病院でも、専門医が役割分担して一人の患者さんの治療を担当するスタイルが普及していますが、日本ではまだまだ認知されていないのが現状です。

もう少し詳しく言うと、欧米では専門医による分業スタイルと一般医によるかかりつけ医スタイルが共存していて、患者さんが自由に病院を選んで利用したり、主治医の判断で適切な専門医を紹介したりしています。

一方で、日本においては医科では病院と診療所が機能と規模により同じような役割分担をしていますが、歯科では未だにそのようにはなっていません。

これには様々な要因が関与していて、医科歯科それぞれに難しい問題があるのですが、少なくともこのような状況を先生と患者さんがお互いに理解した上で相談して診察を進めていかないと、うまくいかないように感じています。

 

もう一つは、これは大学時代から引き続き悩みの種なのですが、「根の治療」や「痛み」自体に対応の難しさがあります。

「根の治療」というのは高度な知識と技術と経験が必要になるため、欧米では矯正や口腔外科と並んで専門性が高い分野の一つとされています。(治療の難しさの詳細については専門的な話になるのでここでは省きます)

よって、専門医による「根の治療」は日本ではあまり知られていませんが、いわゆる審美歯科や矯正、インプラントといった自由診療の費用と同等の費用がかかります。

ここでお伝えしたいのは「根の治療」の本来あるべき治療費が高額だということではなくて、それだけ難しくて価値のある治療だということです。

自分の歯を保存して長持ちさせて使えるのか、それとも早期に残すことができなくなり諦めて抜いてしまわなければいけないのか、という自分の歯の寿命に直結することなので、よく考えてみれば当然と言えます。

 

そして「痛み」については更に難しくて、患者さんは肉体的にも精神的にもかなりの苦痛を経験することになりますし、また歯に何らかの問題があって生じているのですが、鎮痛剤程度では簡単に治まらない場合もあるため、その診断と治療は困難を極めます。

残念ながら「痛み」についてはまだ科学的にわかっていないことが多く、臨床的な対応に苦慮することが多いのが現状です。

 

このように、治療が難しい理由はここに書いたことも書いていないことも含めていろいろありますが、過去3年間に渡ってそのような患者さんに向き合い続けてきた結果、当院における治療の難易度や対応方法については、限界も含めてある程度の整理がついてきました。

なので、これからはその経験も踏まえて、より妥当な形で治療を提供していければと考えています。

ご希望に添うことができるかどうかはわかりませんが、今後このような形で来院される場合は特に、ご理解とご協力を頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願い致します m(__)m

 

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たまにですが、学会発表もしています

 

3周年

堺市北区新金岡 永山歯科医院 院長の永山です

5月で当院も開院から丸3年が経過し、4年目に入りました。(いつもの如くすでに約2か月が経過していますが・・・)

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4年目といえば、高校時代の3年間で言うと、+1年の浪人時代。

大学時代は6年間でしたが、教養課程(石橋)が終わり専門課程(吹田)に移ってからの4年目というと、机の上での勉強が終わっていよいよ病院での臨床実習が始まった最終学年の年。(バイクで日本一周を達成した直後だったので、旅先での自由と現実の落差に苦しんだ記憶がある・・・)

卒業後の大学院時代の4年目は、最終学年で学位取得に向けての研究の最後の追い込みと結果をまとめるラストスパートの1年。(必死のパッチで頑張っていたことしか覚えていない・・・。人生で一番頑張った一年になると思っていたが、開院の大変さはその比ではなかった・・・)

大学院卒業後の4年目は、大学に常勤で勤務した最後の1年。(臨床、研究、教育だけでなく、仕事以外も含めてやることが多すぎて、詳細までは記憶していない・・・)

と、振り返って考えてみると、4年目は続けてきたことがまとまって形になってくる時期で、いつも次の段階への移行期だったように思います。

 

では、開業してからの4年目はどうなると思うか?、という風に考えるところだと思うのですが、「何も考えていない」というのが正直なところです。

というのも、この3年間(開院準備を合わせると、もう4年が経過している・・・)は自分の思い通りに進むことが全くなかったので、「次の段階」も「移行期」もこれからは関係なく、ただ目の前の課題を一生懸命コツコツとこなす(患者さんを一生懸命治療する)ことしか自分にはできない、と考えるに至りました。

もともとバイクで日本一周したときも、①沖縄を除く全県に足を踏み入れる、②東西南北の4端を制覇する(東: 納沙布岬(根室市)、西: 神崎鼻(佐世保市)、南: 佐多岬(南大隅町)、北: 宗谷岬(稚内市))、③高速道路を使わない、というルールの下で、あとは日程も行程もその時その時の判断で決めていた(天気や出会いなど、自分で決められない要素が多かったので自然とそういうスタイルになった)ので、原点回帰といえばそうなりますね。

もちろん、家族やスタッフの生活の事は当然考えなければならないし、患者さんの治療についてはこの仕事についてからずっと頭を抱えて悩み続ける毎日ですから当時と全く同じとはいきませんが、できるだけ自然体で仕事に向き合えるように、日々の生活から意識していこうと思いました。

幸い書く題材はたくさんあって困っていないので、4年目こそは少しずつでも投稿していきますね。

4年目も、どうぞよろしくお願い致します! m(__)m

 

P.S. 最初にある写真は、開業のお祝いに友人の先生からもらった観葉植物の成長記録です。(4年目のイメージがつきやすいかな?と思い、上に載せてみました)

その先生曰く、「大きくなって邪魔になるのを選んで贈りました(笑)」とのことでしたが、本当にその通りで元気に育ってくれています。(一度、枯れかけてヒヤヒヤしましたが・・・)

葉っぱの数がやや減っているのが気になるところですが(自分の中では原因追究して解決済み、またの機会に投稿しますね)、それよりも根っこ(ひげ)がどんどん伸びているところに成長を見てとることができます。

この観葉植物のように、地域にしっかり根を張って皆さんに貢献できることを目標に、日々頑張っていきます!

 

復活?

堺市北区新金岡 永山歯科医院 院長の永山です

かなり久しぶりの投稿です。

以前にも下のように書いていましたが、2015年7月を最後に更新が途絶えていました・・・

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それから苦手なブログですが(SNSもあまり活用していない、ケータイはいまだガラケーのアナログ人間です)、書くネタはいろいろあるものの日々疲れ果ててついついさぼりがちです。

しばらく放置していましたが、最近はホームページを見て来たという患者さんも少しずつ増えてきたので、もう少し内容を充実させていこうと思います。

ブログもリアルタイムではないですが頑張って書くので、楽しみにしていて下さい!(^^)

(2014年7月6日「2か月」記載)

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まさにマイナスの有言実行ですね(自爆) これでは只の言い訳にしかなっていません↓↓↓

これまでは自分の性格的に患者さんにも遠慮して、「歯みがき頑張りましょう!」とか、「定期検診に来て虫歯や歯周病にならないように予防しましょう!」とはあまり積極的に言ってはこなかったのですが、最近では通院されているうちにご自身で目覚められて、歯や健康についての意識が上がってきた方も少しずつではありますが増えてきました。

自分も患者さんを見習って、苦手なことでも後回しせずに取り組んでいこうと思いました。

まずは今年中に書かないといけない?ネタを書いていきます!(いろいろありすぎて書き切れない(忘れている?)ことも多々あると思うので、見られてもし書かれていなかったら「抜けているやん!」とツッコんで下さいね(笑))

P.S.

ブログについては、開院して1年以上続いていただけでも自分としてはよく頑張っていたと思います。

振り返ると、中学?時代に通信講座をやってみたが全く続かなかった・・・(ついていけなかった?)、高校時代に学校での成績が悪くて親に予備校に通わされたが半年も続かずに辞めた・・・(楽しくなかった?)、今でもFacebookはほぼ放置・・・、スマホが使えずLINEがわからない・・・ といった感じなので・・・

一方で、こだわり出すととことんやるタイプで、バイクで日本一周もしましたし(温泉は200湯は入っていると思われる、記録がないのが痛いところ、記憶もどんどん消えていく・・・)、海外もバックパックで、欧米、中東、アジア、南米まで行った経験があります(さすがに仕事を始めてからはなかなか行けていませんが・・・)

そして、歯医者の仕事も今のところこだわり続けて一生懸命頑張っています(笑)

仕事に追われていると若い頃のパワーや自由が懐かしくなるときもありますが、その分経験を積み重ねている?と信じて、また明日から頑張ろうと思いました!

kaiyoudai
北海道 開陽台 2002

India3
Varanasi India 2006

堺市の?虫歯について

堺市北区新金岡 永山歯科医院 院長の永山です

開院して1年が経ち、堺市の多くの患者さんを診察させて頂きました。

その中で、今までの感覚と違うなぁ… 思った通りの結果が出ないなぁ… と感じたことがいろいろありました。

今回は虫歯についてお話しようと思います。

 

子供の虫歯については、最近は少なくなっているというのが定説で、堺市ではありませんが以前に学校検診のお手伝いに行ったときもそう感じました。

しかし、実際に小児のお子さんを診てみると、確かに真っ黒な穴だらけの子はまれなのですが、歯と歯の間に小さな虫歯がある子が多く、本人もお母さんも知らなかった!と言われることをよく経験しました。

子供の歯はそのうち大人の歯に生え替わって抜けてなくなるから虫歯になっても大丈夫!と思われるかもしれませんが、虫歯の中にはバイ菌がうじゃうじゃいるので、子供の歯に虫歯があると、生えたての大人の歯(特に6歳臼歯)も虫歯になってしまう確率がかなり高くなってしまいます。

早期発見、早期治療とよく言いますが、子供の歯のうちに虫歯治療をしっかり終わらせておくことは、将来大人の歯が生えそろったときに虫歯ができるだけ作られていない状況にすることにつながるので、ある意味、究極の予防法(理想は虫歯ゼロ)になるということです。

大人になっても虫歯で困られている方も、よくよく考えるとこの時期にできた虫歯のやり直し(の繰り返し)であることが多いのではないでしょうか?

かつて学会である教授が虫歯のことを「人類の業病」と言われていました。

子供も大人も虫歯になりやすい方がお口の環境を変えて新たに虫歯を作らないようにするには、歯磨き(めんどくさい…)、食習慣(甘い物が好き)、生活習慣(おやつをだダラダラ食べる)の見直し、定期的なメンテナンスに通う(仕事や子育てで忙しい…)など、意思の強さ的にはダイエットやスポーツのトレーニング並みの努力を必要とするので、いろんな誘惑のある現代ではなかなか大変なことです。

歯の知識をお伝えして健康に対する意識を変えてもらい、楽しく通える環境を作ることで根気強く一緒に虫歯予防に取り組んでもらえるように、患者さんだけでなく自分も「業」の部分と向き合って日々努力していこうと思いました!

 

それから、大人の虫歯でいうと、「神経を残す処置」の難しさを感じています。

というのも、今まで(開院まで)なら神経近くまで達した深い虫歯でもひと手間かけてなるべく神経を抜かずに保存していた(実際、成功率は高かった)のですが、開院してからは同じようにやっても痛みが出たり、すっきりしなくて結局神経を取るようになることを度々経験しました。

しばらく原因がわからなかったのですが、ひとつの可能性として、しばらく歯医者に通っていなくて虫歯が進行しすぎていたため、まだ症状はひどくないけれども虫歯菌の影響がすでに神経に及んでいたのではないか?ということに気づきました。

虫歯の治療をするときにはまず神経の状態を調べるのが原則なのですが、これは100%正確にわかるものではないので、経験を加味して判断しているのが実情です。

ところが、今までは大学病院に長年通っている患者さんの診療を中心に経験を重ねてきたので、堺市の?虫歯治療を日々経験している今から考えると、どうも同じ虫歯でも虫歯菌の活動性が低かったように思えてならないのです。

逆に考えると、定期検診に通うことで普段からお口の中にバイ菌が少ない状況を作っておくと(専門的にはプラークコントロールという)、虫歯になりにくいのはもちろんですが、たとえなったとしても被害が最小限で済ますことができるのではないか?と考えるに至りました。

臨床の実感をデータにして証明することは大学で研究をしていても非常に難しいのですが、ひとつの仮説として自分の経験に取り込んで、これからの虫歯治療に役立てていこうと思います。

(実は、もうひとつ考えられる可能性があるのですが、これも仮説として自分の中でもう少し検証してみようと思います)

 

たかが虫歯ですが、いろいろ奥が深いことが少しは伝わったでしょうか?

歯の治療をまじめに考えれば考えるほど、結局は予防や定期検診(虫歯を作らない、歯周病を進行させない)の大切さに行き着きます。

一生懸命考えて頑張って書いているのにいつも同じオチになってしまう、そして言いたいことがありすぎて結局まとまりのない文章になってしまう自分の拙い文章力を今更ながら残念に思いますが、何らかの気づきにつながって少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです!

 

1周年

堺市北区 新金岡 永山歯科医院 院長の永山です。

おかげさまで1周年を迎えることができました。

ここまでやってこれたのも、日頃通って頂いている患者さんとスタッフの努力があってのことです。

患者さんにとってより良い医療を提供し、スタッフも満足して働けるように、常に現状を改善し、少しずつ着実に成長していければと思います。

最近ブログの更新も滞っているので、またいろいろ情報発信していきたいですね。

2年目の永山歯科医院を、どうぞよろしくお願い致します。

 

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開院のお祝いに友人の先生に頂いた観葉植物です。

開院当初は育て方がわからなかったり、患者さんのお子さんに葉っぱをちぎられたりで、だんだん弱っていって心配しましたが、そこから植木が好きな患者さんに水のやり方を教わったり、お花屋さんの患者さんに専門的な知識を教えてもらったりして、現在は元気に育っています(^^)

一時期は医院の状況と重なっているような気がしてかなり気が滅入りましたが、復活の過程も医院と同様で患者さんに支えられてきた感じだったので、とても愛着が湧いてきました。

最近は毎朝の水やりが心の癒しになっています。

 

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最近フリーマーケットで買った多肉植物の鉢です。

最初は受付に飾ろうと思ったのですが、いっぱいだったためしばらく窓際に置いていました。

ちょうど5月1日の1周年の日に花が咲いたので、お祝いしてくれているようでとても嬉しかったです(^^)

 

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受付に置いてあるブタの親子です。

患者さん(子供?)が動かしているのか、日によって並んで散歩していたり、積み重なっていたり、集まって相談していたりしています。

たまに発見したときに 「ほっと」します。

ちなみに、後ろのフクロウは患者さんに頂いた切り絵の年賀状で、縁起が良さそうなので飾らせてもらっています(^^)

写真には写っていませんが、その隣にあるフラワーアートはスタッフのお母さん作で、定期的に新しいものに変わっています。

 

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最後に、長年診察させて頂いている患者さんに1周年のお祝いに頂いたお酒です。

GWのお休み中に、ゆっくり頂きたいと思います(^^)

 

こうしていろんな方に支えられているのを日々実感できるのは、とてもありがたいことです。

患者さんに喜んでもらったり、「ありがとう」と言ってもらえることが、僕らにとって何よりのエネルギーになります。

また連休明けから、2年目も頑張っていこうと思いました!

早や2月

堺市北区 永山歯科医院 院長の永山です。

開院して初めて迎える年末年始にバタバタしながら対応していたら、気づけばもう2月になってしまいました。

その間もいろんなことがあったのですが、元々苦手なこともあり、なかなかブログに書くことができませんでした。

たまには更新しないといけないので、いくつかの出来事を思い出しながら書いてみます。

 

【えべっさん】

今年もお参りしなければ!と思っていたのに、いざ診療が始まるとすっかり飛んで忘れていました。

たまたまある患者さんが「このあと、えべっさんに行ってくる」 と言ってくれたおかげで思い出し、無事お参りすることができました。

今宮戎に行ったのですが、夜中でかなり冷え込んでいたにもかかわらず大勢の人がお参りに来ていて、周辺はかなりの賑いでした。

みんな同じような想いで来ているんだろうなーと感じ、改めて自分も頑張ろうと思いました!

 

【突貫工事】

ある事情でかなり急いで進めないといけなかった患者さんの治療が、無事ひと段落しました。

技工士さんにも無理をいって頑張って頂いたのですが、何とか間にあって良かったです。

とりあえず何とかしなければ、というところからのスタートでしたが、いろいろ話をしていたところ、実は大切な用事があって急いでいたとのこと。

最初はゆっくりお話する時間がとれないことも多く、どうしても 「痛い」「取れた」といった主訴(お困りごと)の解決に意識が行きがちなのですが、忙しい中でもやはりできるだけ患者さんと話をして 「患者さんは何を望んでいて、どうなりたいと思っているのか?」 というところまで考えなければいけないなー、と思わされた一件でした。

全ての患者さんに最適な対応や結果を出すことはなかなか難しいですが、できるだけその人にあった治療が提供できるようにみんなで取り組んでいこうと思いました!

新年

堺市北区新金岡 永山歯科医院 院長の永山です。

新年あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します m(__)m

 

年末はやはり 「痛い」、「腫れた」といって来られる患者さんが多かったです。

それも炎症がひどくて麻酔がきかなかったり、痛すぎて処置ができなかったりして、かなり症状がひどい場合もありました。

休日診療にも出勤しましたが、こちらも同じような感じ(しかもそれがほぼみんな)でなかなか大変でした。

 

歯科の疾患(虫歯や歯周病)は細菌が原因の感染症ですが、慢性疾患なので普段の元気な時は多少問題を抱えている歯があっても、特に自覚症状もなく大丈夫です。

しかし、忙しかったり、疲れてたり、あるいは風邪をひいたりして体調を崩すと、免疫力が低下して細菌を抑えられなくなり炎症が起こり、「痛い」、「腫れた」の状態になってしまいます。

応急処置を受けたり、しばらく我慢してやり過ごすと次第に落ち着いていくので、「痛くなくなったから大丈夫」と思ってしまうのですが、原因に対する治療をしなければ、またそのうち同じことを繰り返すことになってしまいます。(そしてどんどん歯が悪くなっていく悪循環に陥ってしまう・・・)

歯を長持ちさせて一生自分の歯で食べれるようにするために、治療をきっちり済ませておくのは当然ですが(これはこれで難しいのですが)、それよりもいかに普段からお手入れをしているか、そしてそれができる状況にその人があるかが大事になってきます。

歯みがきは大事ですが、やっているのとできているのは違います。(自分も含めてですが・・・)

歯石(正確にはバイオフィルムという細菌の塊)は歯みがきではとれないので、定期的に歯科医院を受診して、専用の機械で除去(破壊)する必要があります。

しかし、それはお仕事や子育てなどで忙しい中で歯科医院に来る時間と動機づけがなければ、なかなか実現できないのです。

かかりつけの病院や美容室のように歯科医院に通うのが習慣になっていれば、あとはおまかせでもある程度の目的は達成され、それなりに安定した状態で過ごすことができるでしょう。

 

何かのきっかけで受診された患者さんにいかに知識を伝え、モチベーションを上げて頂くか? 普段のお手入れがいかに健康にとって大事かを少しでも実感して頂けるか? そして、いかに来院しやすいような環境作りを実現するか? をテーマに、今年はいろんな課題に取り組んでいこうと思います。

まだ開院してようやく9ヶ月目でまだまだ行き届かないところもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

師走

堺市北区新金岡 永山歯科医院 院長の永山です。

更新をサボっている間にすっかり寒くなり、気づけば今年も残すところあと2週間余りになってしまいました。

最近は年末年始に備えてか、「痛い」、「腫れた」といって来られる患者さんや、「スッキリして年を越したい」ということでお口の大掃除?を希望して来られる患者さんが多いように思います。

また、すでに治療中の患者さんも、キリのいいところまで治療を進めるべく、忙しい中頑張って通って頂いています。

できるだけスムーズに受け入れができて、計画通りで安心して年を越して頂けるように、スタッフみんなで対応していこうと思います。

何かお困りのことがあるお方は、“お早めに”、“お電話で” ご相談下さいね!